
シート掃除の基本|車内を清潔に保つための正しい方法
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車内のシートは、日々の使用で皮脂汚れ、食べこぼし、ホコリ、花粉などさまざまな汚れが蓄積します。
見た目の清潔感だけでなく、車内の快適性や衛生面を保つためにも、定期的なお手入れは欠かせません。
この記事では、初心者でも実践できる「シート掃除の基本」を解説します。
シート掃除の重要性
シートは乗員と直接触れる部分のため、衛生状態が悪化しやすい場所です。
特に布シートは汚れが繊維に入り込み、時間が経つほど落ちにくくなります。
また、放置した汚れは悪臭やダニ・カビの原因となり、健康面にも悪影響を与える可能性があります。
シート掃除の頻度
日常のメンテナンス:1〜2週間に一度、軽く掃除機をかける
本格クリーニング:3〜6か月に一度、専用クリーナーで洗浄
汚れが目立ったとき:早めに部分洗浄を行うことで、シミの定着を防ぐ
基本的なシート掃除の手順
ステップ1 掃除機でホコリ・ゴミを除去
・シート表面、縫い目、隙間に入り込んだ食べかすやホコリを、ノズルを使って丁寧に吸い取ります。
・布シートの場合はブラシ付きノズルで軽く撫でると効果的です。
ステップ2 汚れに応じた洗浄
・布シート:中性洗剤を薄めた液やシート専用クリーナーを使用。布用ブラシで円を描くように優しくこする。
・レザーシート:レザー専用クリーナーで拭き取り、仕上げに保護クリームを塗布。
ステップ3 乾燥
・布シートは必ずしっかり乾かすこと。湿気が残るとカビの原因に。
・晴れた日に窓を開けて風を通すか、扇風機や送風機を使う。
シート掃除で気を付けたいポイント
・強い漂白剤やアルコール系溶剤は、生地や色落ちの原因になるため避ける。
・水分を多く含ませすぎない。
・新車や輸入車は、メーカー指定のケア方法を必ず確認する。
まとめ
シート掃除は、「掃除機 → 汚れ落とし → 乾燥」の流れが基本です。
定期的なメンテナンスを行うことで、見た目の美しさだけでなく、快適で衛生的な車内環境を保つことができます。
次回は、「車内の臭い対策」について詳しく解説します。